不適切な事務処理

昨日は、予算決算常任委員会 健康福祉環境分科会が行われました。

朝の10時から20時半迄。


市立病院関係、環境部関係、健康福祉関係と審査しましたが、注目は介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定の件で、八尾市の「不適切な事務処理」について追及いたしました。

具体的には、介護保険料の分納手続きに関して、本来であれば「分納誓約書」や「延滞金免除申請書」などに本人の署名を頂き、正式に提出して頂く必要があります。

これは、税や保険料といった公金の取扱いにおける基本的なルールであり、職員の裁量や口頭でのやり取りだけで済ませてはならないものです。

ところが、八尾市ではこれらの書類を交わさず、口頭のみのやり取りで分納や延滞金免除を認めていたことが判明しました。恐らく介護保険が始まって25年、この間ずっと・・・。

つまり、証拠となる書類が存在しないまま、減免や分納が処理されていたのです。

これは、手続き上・公正性の観点から見ても極めて不適切であり、

市民の皆さんの信頼を損なう重大な問題です。

市側は「不適切な事務処理を認め、即改める」と答弁しましたが、あまりにもずさんな対応を長期に渡って行っており、再発防止策が強く求められます。

今後も、市民の立場から適正な行政運営を求め、しっかりとチェックしてまいります。

#八尾市 #不適切な事務処理 #八尾市議会 #柴谷匡哉 #介護保険

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